スパルタ教育 くたばれ親父

(C)1970 日活
田上悠三はプロ野球の審判員として、今日も若い審判員、今村たちの勤務ぶりを厳しく観察していた。グランドでは、二軍同志の試合が行なわれ、その中でクロスプレーの末、今村の優柔不断なジャッジに腹をたてた選手の一人、原が今村を突き倒した。これを見た田上はコミッショナーに報告するとともに、今村たちを厳しく叱った。やがて一軍のナイターが始まり田上は主審のポジションに全神経を傾けた。そんなある日、田上家に一カ月の出場停止を喰った原が、田上のスパルタ教育を受けたいと知人の紹介でころがりこんで来た。むげに追い帰すわけにもいかず、ぐずぐずしているうちに、掃除を手伝うやら、わんぱくぞろいの子供の世話をやくやらで、いつの間にか田上家の一員として生活するようになる。妻の尚子は、ナイターのある夜はテレビのナイター中継を見ながら田上の帰る時間を予想して食事の仕度をするが、ちょうどその夜の試合は田上の判定をめぐり、監督との間に激しいトラブルが起った。尚子ははらはらしながらこれを見守っていたが、翌朝の新聞は田上の判定が正しかったことを報じた。

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